伝統的工芸品 出雲石灯ろうについて

昭和51年通産大臣より伝統的工芸品として指定をうけた『出雲石灯ろう』

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出雲石灯ろう

出雲石灯ろうは古くは奈良・平安時代頃から作られ、江戸時代になって盛んになりました。

初期の灯ろうではみかげ石を使用していましたが、出雲地方で産出される来待石を石材として使用するようになって、現在の形になりました。

江戸時代には松江藩主がその品質を大層気に入り、藩外持ちだし禁止の「御止石(おとめいし)」として保護されました。

出雲石灯ろうは、昭和51年には石工品としては全国で初めて国(通産大臣)の伝統的工芸品として、春日形、丸雪見形などを含む、26種類の形が指定を受けています。